ロボティクス
プロフェッサーコース
ロボットエンジニアを目指そう
講座の内容
ロボティクス・プロフェッサーコース(ロボプロ)は本格的にロボット工学の基礎を学ぶコースで、小学6年生〜中学生・高校生が対象です。
内容はArduino(アルディーノ)というマイコンを使って、色々なセンサーと組み合わせ
ながら各種のロボットを製作していきます。
製作していく過程でC言語のプログラミングや各種センサーの使い方を少しづつ学んで
いくことが出来ます。
内容的には大学・工学部の学生が基礎知識として学んでも良い位の内容です。
マイコンって何?
マイコンとはマイクロコンピューター(小さいコンピューター)のことです。
色々なマイコンがあり、価格や用途などの軸で分けると次のような物があります。
ロボプロでは、arduinoマイコンを使用します。このマイコンはイタリアの大学で教育用に開発されましたが、仕様を公開しているので産業用にも使われるようになってきたマイコンです。
マイコンってどんなところで使われいるの?
上の図にある物にはマイコンが入っています。特に車は動くコンピューターと言ってもいいくらいです。このように私たちの身の回りにはマイコンが多く使われています。
マイコンを使う上で知って欲しいこと
上の図はマイコンを使ったプログラム開発の基本的な考え方を表しています。
この図の意味が分かると、世の中の色々な製品がどのように動作するのかを具体的にイメージ出来るようになります。
例)エアコンの場合
エアコンに対して温度を26度に設定しましたが、部屋の温度が30度だったとします。
この場合の入力、マイコン、プログラム、出力の役割は・・・
・部屋の温度を温度センサーでマイコンが取り込みます(入力)。
・部屋の温度の方が設定温度よりも高い場合は、冷たい空気を出すようにプログラムを作
成して、マイコン上で動かします(マイコン+プログラム)
・マイコンが命令を出してファンを回して冷たい空気を出します(出力)